JA 住宅ローン|肝心の「審査」はどうなんでしょう?

JA 住宅ローン|肝心の「審査」はどうなんでしょう?

JA 住宅ローン|肝心の「審査」はどうなんでしょう?

結論を言うと、そう甘くないです。

 

JAの住宅ローンの審査は、以前から、比較的緩やかだといわれてきました。けれども、それは噂の域を出ないもので、実際にはそう甘いものではないですよ。とくに、最近は、けっこう厳格ですよ

 

 

 

JAでは、顧客から住宅ローンの申し込みを受けた際、以下の項目についてしっかり審査しています。

 

・年収(税込み200万円以上)
・勤務先の業種
・勤務先の経営状況
・雇用形態(正社員であるかないか)
・勤続年数(3年以上)
・融資目的(新築、リフォーム、土地購入、中古住宅購入、借り換えなど)
・所有資産
・健康状態
・ローンやクレジットの借入状況(自動車ローンなどが多額にあってはいけない)
・申込時の年齢(20歳〜66歳)
・完済時の年齢(80歳未満)
・融資金額(10万円〜5000万円)
・融資期間(3年以上、35年以内)

 

などなど。

 

JAの住宅ローンをあなたが利用しようと考えているのであれば、上記の各項目を、自分自身に当てはめてみて下さい。なかでも重要なのは、すでに何らかのローンを抱えている場合、JAの担当者から、「このローンは完済しておいて下さい。そうすれば審査は通ります」といわれるでしょうね。

 

けれども、このことは、逆に言うと、たとえ現在ローンを抱えていても、そのローンを一括返済してしまえば、審査には影響が出ない、ということを意味しています。

 

一番多い例をあげると、あなたに自動車ローンで250万円の借り入れがあったとして、それとはべつに500万円の貯金があったとします。このケースでは、貯金の500万円を住宅ローンの頭金に充てるのではなく、500万円のうち250万円を自動車ローンの返済に充て、残りの250万円を住宅ローンの頭金にするのです。実際のところ、JAの担当者も、そうしたアドバイスをしてくれると思います。

 

すなわち、JAにしてみれば、住宅ローン以外に返済すべきローンを抱えている状態を嫌うのですね。とにかく、他のローンを目の敵にしています。というのも、ダブル・トリプルでローンがある人は、毎月の返済額が当然高額になり、コゲツキを起こす可能性が増すからなんです。JAに限らず、融資をする金融機関にとっては、ローン返済者には、身ぎれいにしていて欲しいのですね。

 

また、JAの住宅ローンの審査では、<保証人>の心配は必要ありません。

 

なぜなら、JAで住宅ローンを借りる場合、借り入れの条件として、農業信用基金協会等の保証を付ける必要があるからです。融資を受けるあなたは、ここに保証料を支払うことで、知り合いの誰かを保証人としてJAに差し出す必要がなくなるわけです。つまり、融資を受けるあなた一人で契約が完結するのです。いずれにしても、保証人を立てなくて済むことで、あなたの心理的負担は大いに軽くなりますからね。
<※>とはいえ、現在、住宅ローンの貸し出しをしている金融機関で、「保証人」が必要なところはめったにありません。ごくまれに、要請されることはあるようですが。

JAの住宅ローンの審査で注意すべきこと

○現在、いずれの金融機関においても、ほぼ共通だと思いますが、住宅ローンの審査は、

 

 事前審査(仮審査) → 本審査

 

という順序で行われるのが普通です。

 

事前審査(仮審査)では、主として、住宅ローンを借りる人が審査基準を満たしているかを調査します。

 

そして、本審査では、借りる人はもちろんのこと、それに加えて、例えば、新築住宅のローンを組む場合であるなら、その住宅がちゃんとした担保価値を持つかどうか、あるいは、土地購入のみで住宅ローンを組む場合ならば、その土地が本当に住宅用の土地であるか(投機目的ではないか)、などを調査します。より総合的に審査するのが、この本審査というわけです。

 

 

 

○上に、事前審査(仮審査)では主に本人を審査する、と書きましたが、その本人審査に関して、様々な審査基準のうち、最も厳重なチェックが入るのは、「信用調査」に関してなんです。

 

あまり知られていませんが、全国の各JAは、「全国銀行個人信用情報センター」というところに所属・加盟しています。この機関は、「全国銀行協会(全銀協)が設置、運営している個人信用情報機関で、ローンやクレジットカード等に関する個人信用情報を登録し、会員における与信取引上の判断のための参考資料としてこれを提供しています。 センターの会員は、センターを利用することにより、消費者等への過剰貸付(多重債務)の防止や審査事務の迅速化を図る」ことを目的とした組織なのです。

 

べつに何のことはないのです。つまりは、住宅ローンを借りたいという人が、現在あるいは過去にクレジットカード等を利用した経歴があるか、もしも利用した経歴がある場合、カード事故、3ヶ月以上の延滞、督促等があったかどうか、そういったことを調べるための機関なのです
<※>なお、個人の信用情報が個人信用情報センターに履歴として残る期間は、「5年」になります。

 

あなたがすでに完済していて、延滞や督促の履歴がなければ、何の問題もありません。

 

反対に、もしも何らかのトラブルがあった場合は、JAの住宅ローンの審査は、事前審査(仮審査)の段階で落とされる可能性が高くなります。

 

さらにいうと、クレジットカード歴とはべつに、何らかのローン(それも多額のローン)を現在抱えている場合は、たとえそのローンに延滞や督促の履歴がなくても、事前審査(仮審査)が通らない可能性が大きくなります。

 

 

 

いずれにしても、あなたがJAの住宅ローンを検討しているのであれば、JAの融資担当者に、あなたの現状をざっくばらんに話し、どうすれば審査が通るかのアドバイスをしてもらいましょう。1人で悩むより、相談するのが第一です。それに、本当のことを言うと不利になるのでは・・・・・等と考えてもムダです。上記のように、あなたの履歴は、しっかり管理されているのですから
(※)クレジットカードに3ヶ月以上の延滞または督促の履歴がある場合は、審査は相当厳しいとお考えください。

 

 

 

○そうやって、無事、事前審査(仮審査)が通れば、今度は本審査になりますが、JAの場合、この本審査には、トータルで1ヶ月から1ヶ月半の審査期間がかかるようです。もっとも、JA以外の金融機関でも、住宅ローンの審査期間は似たようなもので、すぐに結果が出るところはまずありません。こうしたことも計算に入れて、住宅ローンの申込みをするようにしてくださいね

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